研修会のご報告 report
研修会No.2413
行動制限最小化看護研修会【No.2413】
2025. 01. 25(土)~2025. 01. 25(土) 10:00 ~ 15:30
研修方法 集合研修
令和4年精神保健福祉法の改正では、行動制限最小化への総合的な取り組みの重要性が特に強調されました。日本精神科看護協会でも前年度に引き続き今年度の活動方針に、「身体的拘束に頼らない看護実践の具現化に向けた活動の推進」が掲げられ、各病院が行動制限最小化に向けた活動を今まで以上に進めているものと思います。 また、今年度の改正法施行においては、障害者への虐待防止に関する項目も明記され、私たちが行ってきた行動制限に関わる支援や介入に、今まで以上に細やかな配慮が求められています。 大阪府支部では、毎年行動制限最小化看護の研修を開催し、行動制限に関する精神保健福祉法の理解とグループワークでは現場での対応困難事例を話し合う機会としてきました。 今年は、改正法施行を受けて、私たち精神科看護師がおさえておかなくてはならない 「行動制限の基礎」 「障害者虐待防止を踏まえて行動制限最小化をどのように考えて向き合うべきなのか」 「行動制限最小化をすすめることで生じる疑問や悩み、日々の葛藤について」 それぞれの思いを共有しながら一緒に考える研修を行いたいと思います。
研修会詳細
開催日 | 2025. 01. 25(土)~2025. 01. 25(土) |
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開催時間 | 10:00 ~ 15:30 |
研修方法 | 集合研修 |
ねらい | 法改正を含む行動制限の基礎及び、倫理と障害者虐待を踏まえた行動制限最小化について学ぶ |
講師 |
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受講可能者 | ラダーレベル:C ケアを行う力(C7行動制限のケア) レベルⅢ:対象者の行動制限の目的と方法が適切であるか、対象者の保護と治療の視点から考え、必要な情報提供および対応の提案ができる。 |
開催場所 |
研修者の声
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40代
精神科勤務もまだ短いのですが、一般科では学ばない行動制限最小化の看護を学ぶことができて、グループワークでもいろんな角度から症例検討ができて、とてもたくさんの学びを得ることができました。 また職場でもスタッフみんなでカンファレンスをしていきたいと思います。 ありがとうございました。
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20代
急性期で働いているがたった数ヶ月でも行動制限の緩和を諦めている患者がおり、今回の研修で今の状態を改善する必要があると意識するきっかけとなった。
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30代
法改正の変更点や他病院の貴重な意見をきくことが出来て、学びになりました